公演詳細


第13回若手伝承者公演(組踊既成者研修発表会)組踊 賢母三遷の巻(だいじゅうさんかいわかてでんしょうしゃこうえん(くみおどりきせいしゃけんしゅうはっぴょうかい)くみおどり けんぼさんせんのまき)


日時

公演日:2023/11/25 (土)

開演時間:14:00
終演時間:16:00

会場 大劇場
入場料

一般:2,000円 友の会:1,600円 学生割:1,000円(小中高大学等の学生)

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公演内容

 国立劇場おきなわでは、琉球王国時代に創始された組踊の伝承者を養成するため、平成17年度から組踊研修を実施しています。研修期間は3年間で、これまでに第一期から第六期までの計57人が組踊研修を修了し、沖縄伝統芸能の舞台で活躍しています。
 平成23年度からは組踊研修修了生の技芸の向上を図るため既成者研修も実施し、若手伝承者公演(既成者研修発表会)を上演しています。

 第13回となる今年の若手伝承者公演(既成者研修発表会)には、組踊研修修了生26人が出演。立方は第四期修了生から第六期修了生、地方は第三期修了生から第六期修了生までの若く熱い情熱をもった実演家が出演します。
 
 沖縄の伝統芸能、組踊の将来を担う若手伝承者達の舞台をどうぞお楽しみください。

 
【あらすじ】
 早くに夫を亡くした安川の子の妻は、一人息子千代松の養育のため田舎で機織りなどをして生計を立てていた。千代松が、田舎では百姓を、町方では商人の真似をして母を困らせるので、士族の子弟として学問を身に着けさせたいと願う母が、髙嶺村の学校の近くに三度目の引っ越しをしたところ、千代松は勉学に励むようになった。髙嶺村でのつましい生活の中でも千代松は勉強を怠らず、いつしかその姿は慈悲深い領主として名高い豊世松の按司の目にとまり、親子は世の模範として引き立てられるのだった。


-演目-


【第一部】琉球舞踊
(舞踊指導:宮城幸子)
(地方指導:西江喜春)

「かぎやで風」
伊藝武士 比嘉大志 下地心一郎 玉城慶

歌三線:仲尾勝成・國吉啓介・棚原健太・仲嶺良盛・金城亮太・澤岻安樹・兼箇段翔・新垣勝裕・比嘉誠伍・久保田諒・加屋本真士・波平宇宙
箏  :町田倫士
笛  :大城建大郎
胡弓 :平良大
太鼓 :宮里和希

 
「稲まづん」
森山和人 伊波心

歌三線:仲嶺良盛・金城亮太・澤岻安樹・兼箇段翔・比嘉誠伍・加屋本真士
箏  :町田倫士  
笛  :大城建大郎  
胡弓 :平良大  
太鼓 :宮里和希


「揚作田」
國場海里 森山康人

歌三線:仲嶺良盛・金城亮太・澤岻安樹・兼箇段翔・比嘉誠伍・加屋本真士
箏  :町田倫士  
笛  :大城建大郎 
胡弓 :平良大  
太鼓 :宮里和希


【第二部】組踊「賢母三遷の巻」

(立方指導)宮城能鳳
(地方指導)城間德太郎

(配役)
千代松      堀川裕貴
母        下地心一郎
豊世松の按司   比嘉大志
島袋       比嘉克之
岩崎の比屋    伊藝武士
下庫理      玉城慶
吉盛の子     國場海里
きやうちやこ持ち 伊波心


(地方)
歌三線:棚原健太 新垣勝裕 久保田諒 波平宇宙
箏  :町田倫士  
笛  :大城建大郎
胡弓 :加屋本真士 
太鼓 :宮里和希

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