7/4(土)若手伝承者公演(組踊「花売の縁」) の稽古に取り組んでいます!

 

若手伝承者公演(組踊「花売の縁」)の稽古に取り組んでいます!
 
7月4日(土)に開催する第5回 若手伝承者公演(組踊「花売の縁」)に向けて、国立劇場おき
なわの組踊研修修了生の合同稽古が始まりました。
  
 
  この若手伝承者公演は、研修を修了した後も継続して技芸の向上を図るため、「既成者研修」
を実施して稽古を行い、年1回程度、組踊の発表会を開催するものです。
 
 第5回目となる今回は、1~3期生までのうち総勢22名の修了生が出演いたします。
 
 出演者は、1期生の金城真次、川満香多、2期生の天願雄一など、様々な舞台で活躍している
実力を備えた若手伝承者が数多く出演いたします。
 

金城真次
(乙樽役)

金城真次
(乙樽役)

 
         金城真次                  川満香多                   天願雄一
 
         (乙樽役)               (薪木取役)            (森川の子役)
 
 (詳しくは下記の公演情報をご覧ください。)
 
 
 今回の演目の組踊「花売の縁」は、組踊の中でも代表的な作品の一つです。
 沖縄戦終戦の年、現在のうるま市にある城前小学校校庭の特設舞台において、終戦後初
の古典劇として上演され、観客に感動を与えて涙を誘ったことでも有名です。
 若手伝承者がさらなる技芸の向上を目指して挑むものです。
 その他にも、舞踊や斉唱なども披露いたします。
 
 また、稽古には、国立劇場おきなわ組踊研修の主任講師で「人間国宝」である宮城能鳳先生
(立方)と城間德太郎先生(地方)の両先生にご指導を受けて取り組んでいます。
 
 公演当日は字幕表示があり、ご鑑賞の皆様には上演台本やあらすじ
などが記載されたパンフレットを無料で進呈いたします。
 
 発表会のチケットにつきましては、絶賛発売中です。
 
 
 熱い情熱を持ち、組踊の将来を担う若手実演家の舞台にどうぞご声援賜りますようお願い
します。
 
 
★公演情報はこちら
 
 
 
 [立方と地方の合同稽古のようす]

 

 

 

 

[組踊「花売の縁」の場面]