公演詳細


普及公演 「親子のための組踊鑑賞教室『女物狂』」


日時

公演日:2012/08/11 (土)

開演時間:14:00
終演時間:

会場 大劇場
入場料

親&子:1,500円、一般:1,500円(全席指定)

公演内容

第一部で、沖縄の伝統芸能「組踊」(ユネスコ無形文化遺産)の楽しさや、鑑賞のポイントを初めて見る方にもわかりやすく解説します。第二部では、組踊の創始者・玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)の作品の中から、子を思う母親の情愛を描いた「女物狂(おんなものぐるい)」をご覧いただきます。親子で過ごす夏休みの1日、沖縄が世界に誇る伝統芸能 「組踊」にふれてみませんか?


-演目-


<あらすじ>
人盗人が風車で遊んでいる子どもに近づき、言葉巧みに人里離れた所へ誘い出し、脅かして連れ去ってしまいます。途中、日が暮れたため、盗人と子どもは寺に一夜の宿を乞いますが、子どもは盗人が眠っているすきに、寺の僧に救いを求め無事助けられます。
一方、子どもを失った母親は狂乱し、さまよい歩いているうちに、遠い寺へとたどり着きます。寺の僧は、狂女(母親)との問答から、もしやと思い、寺で預かっている子どもと引き合わせてみることとします。

<第一部>  解説「組踊の楽しみ方」

案内役/知花小百合


<第二部>  組踊「女物狂」  作/玉城朝薫

演技指導/眞境名正憲  地謡指導/西江喜春

【配役】
 亀松  島袋由紀
 母親  佐辺良和
 人盗人 神谷武史
 座主  石川直也
 小僧  宮城茂雄・西門悠雅
 童子  嘉数千李・伊禮凜音・平良穏聖
 
【地謡】
(歌・三線)花城英樹・神谷大輔・玉城和樹 (箏)田島直美
(笛)横目大哉  (胡弓)與那國太介   (太鼓)横目大通


<-- 鑑賞教室の4つのポイント -->
①解説つき
 組踊の上演に先立ち、案内役が組踊の歴史、音楽、場面などを説明し、組踊の楽しさや観賞のポイントを、実演を交えてわかりやすくご紹介します。

②組踊専用舞台ならではの臨場感
 「国立劇場おきなわ」ならではの組踊専用オープンステージ(張出舞台)で臨場感あふれる舞台をご覧いただきます。

③イラスト入り解説書つき
 ご鑑賞の皆様に、イラスト入りのわかりやすい公演解説書を無料で進呈いたします。お子様にも楽しんでいただけるよう、お子様用解説書には全てふりがなをつけています。

④字幕表示つき
 組踊は、昔の沖縄の言葉で演じられます。劇中のセリフの意味がわからない方でも、舞台両袖に標準語訳の字幕が表示されるので、充分にご理解いただけます。

<夏休み恒例! 親子劇場探検ツアーの参加者募集!!>
8/3(金)・8/4(土) 午前10:30~12:30・午後14:00~16:00
親(保護者)1,000円 子(18歳以下)500円
普段は見る機会がない劇場裏側の見学や組踊ワークショップを行う、毎回大好評の企画です。参加料には8/11(土)の「親子のための組踊鑑賞教室『女物狂』」のチケット料金が含まれ大変お得です。夏休みの思い出に、学校の自由研究に、親子で劇場探検ツアーに参加してみませんか。
※参加申込(7/1受付開始)が必要です。定員(各回40名)に達し次第締め切ります。
※詳細は、チケットカウンター(098-871-3350)までお問合せください。


注:演目、出演者等は都合により変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

関連情報

国立劇場おきなわチケットカウンター